トルコ女一人旅での思い出〜現地の人々との会話で感じた日本への愛〜①

🌷トルコ旅行を書こうと思った理由


こんにちは😊 Angeです。

突然ですが皆さんは、トルコへ旅行されたことはありますか?

トルコアイス、ケバブ、モスク、親日家など、
トルコと言えば、色々イメージされるものが多いですよね✨

私は学生の時に1人で1ヶ月間、
ヨーロッパとトルコを周遊する旅に出かけたことがあります。

その時に、トルコの人達との会話を通じて、日本人への想いをたくさん感じることができたので、
ぜひ多くの人にこの経験を伝えたいなと思い、この記事を書くことにしました。

全部で3話に分けて、まとめてみたので、ぜひ最後まで読んでみてください😁✨

周遊時に持参したガイドブック達
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🌷イスタンブール空港で感じたこと

成田空港を出発して約7時間前後。
イスタンブール空港についたのは20時頃だったと思います。

この半年間はアルバイトをしまくってどうにかこうにか貯めた50万円で、
ヨーロッパ周遊とトルコを1ヶ月で巡る旅に出た、その最初の目的地がトルコでした🇹🇷
 
イスタンブール空港はとっても広くて大きくて、さすが中東を代表する都市だな〜と感動したものです


 
感動している間に、現地や周辺諸国から来たであろう周りの人々を見て気づきました。
そうだ、トルコはイスラーム圏だった!!

周囲にはアバヤとよばれる全身黒い服(中東のイスラム女性が身につける服)
をまとった人々がたくさんいて、

やはり、日本では見慣れないその服装と、真っ黒な姿、顔まで覆うようなマスクをした人がたくさんいる光景は、
1人で異国に着いた当時女子大学生の私にとっては、怖い光景でした。


 

旅行の時期が、1月終わりという中途半端な時期だったので、日本人観光客は私以外に見当たたらず、
本当に違う世界に来てしまったのだなと、この時改めて思いました😥
 
普段、1人で日本国内を旅している時には感じることのなかった、
ずっと誰かに追われているのでは?金目のものはないけれど、狙われているのでは?という
独特の恐怖感もずっと頭から離れませんでした💦

空港内を早足で駆け抜けた私は、急いでホテルの最寄駅へ向かう電車に乗りました。

🌷ホテルへ向かう途中での出来事

 
ホテルの最寄り駅について、街中に出ると辺りはもう真っ暗です。
少しだけ雨が降っていました☔️
ただでさえ恐怖心と不安から、すれ違う人や周囲をずっと警戒して疑いながら歩いていました。


 
出発前に紙に書いた今日の宿泊先のホテルの住所を頼りに、
私は大通りから一本入った、さらに暗くて人通りのない道に入りました。
 
一ヶ月旅行用の大きなスーツケースをガラガラと引きながら、長い坂道を登っていきます。
人気のない道と、夜の静けさに、スーツケースの音が響きます。

 
と、その時です!
 
人通りも車通りもない場所だったのに、後ろから一台のバイクが迫ってくる音がしました。

こんな時間に誰もいない場所に、なんでバイクが走ってるのよ〜〜💦💦
私の不安は一気に膨れ上がりました。

早く行け、早く行け心の中でずっと唱えていました。
早く、早く、早く、早く、早く、早く立ち去って、、

少しずつ自分の背後までバイクが近づいてくるのが分かります。私は恐怖で後ろも振り向けませんでした。


ぶぅおーん!!!!キキキ〜〜〜!

  
なんと、バイクは私の真横に来て、止まったのです。。。

🌷バイクに乗った男性が横にきて・・

終わった、、
私このまま殺されちゃうんじゃないかな、と恐怖心はどんどん私をマイナス思考にさせます。

そっと左を見ると、バイクに乗った若い現地のお兄ちゃんがニコニコしていました。
 
「Hey日本人?僕日本人のこと大好きなんだ。どこのホテルまで行くの?」

確か英語でこんなことを喋っていたと思います。
 
誰だかわからないけど、話していいのかな、、
なんとなく悪そうな人ではなさそうだけど、、

それは彼の表情から感じた直感でしかないのですが。。

私は握りしめていた、ホテルの住所が記載された紙を、おそるおそる彼に見せました。
 
「あ〜ここのホテルね!OK!」
 
といった次の瞬間、

なんと彼は私のスーツケースを一瞬にしてさらっていき、
一人でバイクを走らせ奥の道へ消えていってしまいました、、

 
え😨😨😨😨😨
 
一瞬何が起きたか分からないくらい、素早い行動でした。
 
あ、やばい、今度こそ終わった。。
私まだ1ヶ月間旅行の初日で、全ての荷物がそこに入っているのに、、
盗まれちゃった、、

もし帰って来なかったら、もう日本に帰るしかないかな、、
 

一瞬の間に色々なことが頭の中を巡りました。
ただ、泣くでも、パニックになるのでのもなく、今思えば怖いくらい冷静だったかもしれません。


私は束の間立ち止まってから、すぐに我に帰り
バイクが向かっていった方向へ、トコトコと歩き始めていました。
 
3分ほど歩いたでしょうか。妙に明るい道が見えてきました。
どうやら営業しているホテルのテラス席や玄関のライトの光で周囲が明るくなっていました。

そして
よく見ると、
なんとさっきのバイクのお兄ちゃんが、そのホテルの前で、
楽しそうにおじさんと話している姿が見えるではないですか!!

あ、あそこにいた!!😨😨😨

そしてよく見ると、私のスーツケースもお兄ちゃんとおじさんの間に、きちんと置いてありました。

まさか、本当に私のホテルに荷物を持っていってくれたの??

私が近づいていくと、さっきのお兄ちゃんが手を振ってきました。
まだ状況が理解できないままでしたが、私はお兄ちゃんのそばに向かいました。

🌷親日家というのは本当かもしれない・・

「今日のホテルはここだよ!僕はここのオーナーと知り合いなんだ」

とお兄ちゃんが私に伝えました。

あ、、じゃあ隣のおじさんは、このホテルのオーナーさんなのか。
ってことは、この兄ちゃんは本当に純粋な好意で私に声をかけてくれたんだ🥺

 
色々と頭の整理をしているうちに、
オーナーのおじさんがにっこりと私に微笑みかけて、ホテルの中へ私を案内してくれようとしました。
 
バイクのお兄ちゃんは「じゃあね」といって颯爽とまたバイクに乗って消えていきました。

本当にハラハラ怖かったけれども、ここまできてやっと一安心。
そして、少しでもお兄ちゃんのことを疑ってしまった自分を恥じながら、
 
トルコの人達が親日というのは本当なのかもしれない
とこの時、少しだけ思いました。

部屋に案内され、荷物を解き、窓の外から聞こえてくる酔っ払いの声を聞きながら
私は深い眠りにつきました💤
 
 
 👇〜Vol2へ続く〜👇

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